神栖市における地域医療実習

地域診断

2013年度より、神栖地域を幅広い視点でとらえ、それがどのように医療の問題をかかわりあっているかを理解することを深めることを実習の目的とし、フィールドワークを行う地域診断実習を開始した。2018年度からは、初日のオリエンテーションでライフスタイルや環境、保健医療の違いなどを決定している政治的、社会的、経済的状況から健康格差を生み出す要因である「健康の社会的決定要因」を学び、地域の街並みや地域住民の意識について地域という広い視野で医療の問題を捉える視点を醸成している。

地域診断は、学生のシラバスにも掲載してある右にあるパワーポイントを参考に説明している。

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神栖市の地理と歴史と文化を知る

神栖市健康増進課の職員等によるガイドを受けながら、医学生は実習初日に、神栖市全体を半日かけて地域視診を行う。
市の職員から、神栖市の歴史、文化、産業、医療事情などについて解説を受けながら巡回することで、日本全体の社会問題の1つである医療崩壊、医師不足問題、健康の社会的決定要因につい学ぶ。本実習は英国のカリキュラムを参考に、国内でも先進的な取り組みを行っている。

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