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地域医療教育学ブログ

 医学2年生 在宅ケアコース実施しました(大和クリニックの事例)

6月23日~26日に医学類2年次学生を対象にした在宅ケアコースを、総合診療科スタッフで担当しました。毎年、実際に在宅ケアを受ける患者さんと家族を事例にとりあげて、患者さんの生活の様子や、現場のスタッフにどんなサポートができるかを、学生にじっくり討論をしてもらっています。

 

今年は大和クリニックのケースを大塚貴博先生が紹介くださいました。

「80代の女性、認知症があり、笑顔のかわいらしい方、夫婦仲良く二人で暮らしていましたが、旦那さんが急死してしまいました。取り残されたこの方をどのようにサポートしていきましょうか・・・。」

 

質問タイムには、大塚先生は全15グループを一つ一つ回りながら、学生からの「この方の趣味は?どんな希望をもっていらっしゃいますか?」などの問いかけに、実際の様子を丁寧に話してくれました。(写真1、2)

最終日の発表会の後には、後日談を紹介下さり、「ここがこの方のおうちの台所です。冷蔵庫にはヘルパーさんからのコンビニでおにぎりは二つまでね!の声かけが張ってありますね」などと説明しながら、次々と写真を見せると、医学生はふっと顔をあげ、表情がかわります。(写真3)

教室にいながらも、現場の様子を感じ取ることができる瞬間、学生はいきいきとします。

そして大塚先生の穏やかな中に熱意あふれる語りに、教室中が引き込まれていきました。(写真4)

やはり現場の力は大きいと実感しました。

 

学生の皆さん、5年生になって診療所実習でまた地域を訪れる時に、このときに感じたことを覚えていて下さいね。

 

文責 高屋敷明由美

 

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筑波大学 人間総合科学研究科 地域医療教育学

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