ウェルカムセミナー2日目!

ウェルカムセミナーの二日目。

「家庭医療後期研修で必要なポートフォリオって何?」

「いつ、どうやって作るの?」
という素朴な疑問に答える、新・後期研修レジデントにぴったりの企画でした。

まず、横谷先生から総論のレクチャーがありました。ポートフォリオとは、成長の記録であり、経験を題材に指導医と共に学習した内容を言語化したものです。日々の診療の中、つまり研修医が成長していく過程で作成します。症例報告とは異なり、「省察的実践家」になるためのものであるということが印象に残りました。

次に、実際のポートフォリオを後期研修中または後期研修を修了した先生に紹介してもらいました。「BPSモデル」・「終末期」などの領域別にポートフォリオを提示し、指導医との振り返りの模擬演習を行うことで、ポートフォリオの作成過程をイメージすることができました。

(水戸協同病院 S1久野遥加)

 

★西野先生のレクチャーの感想

ウェルカムセミナーは、いろいろな先生方と話す機会もあり、またレクチャーもあり非常に勉強になるセミナーでした。

西野先生のレクチャーでは腹部レントゲンについて、しっかりとレクチャーを受けたことは今までにあまりなく、 始まる前から楽しみにしていたレクチャーでした。実際にレクチャー受けてみると、 「気づく」目があれば、腹部レントゲンで非常に多くのことが分かるのだと言うことに感激しっぱなしの90分でした。

その目を積極的に鍛えていかないと、腹部レントゲンを見てはいても、実際には隠れている病気が見えていない、気づいていない、故に正確に判断し、診断することも出来ないということになりかねないとも感じました。また、比較的被爆量の少ない腹部レントゲンが、CT検査の追加や手術の必要性を判断する際のひとつのツールになるということで、これからの研修で積極的に読影していきたいと思いました。

(水戸協同病院 S1冨永さやか)

 

↓ こちらは、秘書の谷さんお手製の桜餅でございます。美しいだけでなく本当においしいんです!(堤)