第1回リサーチワークショップ開催

7月13日(土)に、地域医療教育学教室主催で、平成25年度 第1回リサーチワークショップが開かれました。

これは、地域医療教育学の大学院生をメインターゲットとして、量的・質的それぞれのテーマで年2回開かれるもので、今回は、量的研究の初歩として、質問紙をつかった調査について、ワークショップ形式で勉強しました。

大学院生だけでなく、総合診療グループのメンバーたちをふくむ合計20名の参加。

講師は、地域医療教育学の前野貴美先生・高屋敷明由美先生と、私、堤でした。

コンテンツは、質問票作成のキホン、質問文のつくり方などを学んだのち、実際に4つのチームにわかれて質問紙を作り、自分たちで回答してみました。

意外と「思い込み」があったり、わかりにくかったり、「こんなところはいいね」といったフィードバックが活発に行われました。さらにそのアンケートについて、どのように入力・解析をすべきか、また、実際の調査実施の時にはどのようなことを気をつけるべきか、という情報を共有しました。

 

質問紙調査で大切なことは「おもいやり」をもって質問紙をつくること。

そして、「想像力」を働かせて、調査員・回答者・回収者・入力者・解析者の立場にたってみること。

 

「じゃ、アンケートしちゃえばいいんじゃない?」

簡単なようだけれど、実はとっても奥深い、質問紙調査。

 

おすすめの参考書はこちらです。

心理学マニュアル 質問紙法(鎌原雅彦ほか/北大路書房) 1575円

 

 
by 堤 円香@暑さでちょっと参っちゃったけれど、新しいお弁当屋さんを開拓できてちょっと嬉しい!

(左写真:実施運営チーム   右写真:レクチャーの様子)