23年度第3回臨床研究勉強会

本日、総合診療グループ/地域医療教育学が合同で、
23年度第3回臨床研究勉強会を開催しました。

この臨床研究勉強会は、毎週金曜日に行っているリサーチミーティングとは別に行われているものです。

 

エクセル活用法 徳田安春先生

収集した情報を効率よく統計処理できるように入力する方法など、実践的なレクチャーしてくださいました。
下記に今日のポイントをメモ的に残しておきます。
  • エクセルの縦と横の使い方
  • アンケートをデータ化する際に、男女などのデータは、0,1に変換しておく必要がある。
    変換ルールは、別のタブにメモを残しておこう!
  • 入院期間を自動計算する際には、エクセル関数のDATEIFを使おう。入院日と退院日のセルを詮索し、
    最後に"D"を括弧内に入れておく。
  • SPSSへの移行方法
  • 変数ビューのみかた
  • 「同じ人が複数回入院した場合のデータの処理方法は?」など、 実際に研究をしていて困った人から
    質問が出たりと充実した内容でした。
  • サンプルサイズの推定方法
  • STATAのお話
  • CRTのお話
  • 参考図書:臨床研究マスターブック 福井次矢 医学書院
  • 参考 統計処理リンク集:http://statpages.org/

 

「リサーチとの出会いと歩み」 石丸直人先生

  • なぜSASを研究テーマにしてきたのか?
  • 倫理委員会提出までの道のりとその時の経験
  • 研究実施中の様々なトラブルと学び
    • 研究協力者との情報共有のために研究ニュースを作って配布した
  • 有病率の信頼区間の求め方
    • ステップワイズ法と強制投入法
  • なぜ研究を続けられたか?
  • 感じたこと。ディスカッション。将来の研究について・・・。

 

大学院生から感想・コメント

 

【参加者】11人
【場所】筑波大学 医学群棟 4A411
【日時】平成23年11月26日(土)、15時~18時

(阪本直人)