教育セミナーを開催しました

2011年6月26日(日)

つくば総合診療グループが一堂に会する教育セミナーが開催されました。
県内それぞれの地域で研修するメンバーが全員集まるのは、4月のウェルカムセミナー以来です。

6月の教育セミナーは3部構成になっており、第1部:活動報告会、第2部:指導医セミナー、第3部:クリニカルスキルアップセミナーです。栗原先生の総合司会でスタートしました。

第1部:活動報告会
1.mislead  山本由布
2.日々の振り返りをポートフォリオにつなげる(改め)ポートフォリオをやっつけろ!  宮澤麻子
3.研究計画について(緩和×漢方)  中澤一弘
4.高齢者身震い様運動の3例  高木博
5.PCAT活動報告 PCATの一派遣医師としての体験談  河村由吏可
6.総合診療科選択クリニカルクラークシップ(M5)実績報告  高屋敷明由美
6名が最近の活動の中から、いきいきと発表してくれました。内容も充実していましたが、発表の仕方にそれぞれの人となりが滲み出ていて、感心しながら聞きました。

第2部:指導医セミナー
今回は、指導医がこれまで歩んできた道や影響を受けたことなどを、SEA(Significant Event Analysis)風に発表しました。高屋敷先生、廣瀬由美先生の司会で、発表したのは、徳田先生、小林先生、横谷の3名。三者三様で面白かったです。

第3部:クリニカルスキルアップセミナー
今回のテーマは、脊椎の診察・膝の診察。総合医・家庭医の外来ではニーズが高く、必須のスキルですが、まとまって学ぶ機会が意外に少ない分野でもあります。林先生の全体レクチャーの後、脊椎の診察は小林先生、向山先生の指導で、膝の診察は林先生、石丸先生の指導で実技ができるようになるまで学びました。最後に松田先生から各診察手技の尤度比なども教わりながら、まとめをしました。

参加者の皆さん、お疲れ様でした!
企画、運営の皆様、ありがとうございました! (横谷)