地域医療教育
全ての医学生に対する地域医療教育
筑波大学での医学教育カリキュラムの特徴の一つに、体系的な地域医療教育の実施があります。私たちは、茨城県および地域と連携して、6年間を通じた体系的な地域医療教育プログラムを提供しています。これは、低学年での早期体験実習や高学年での地域における臨床実習をばらばらに実施するのではなく、入学後から繰り返し有機的に関連づけて実施することで、地域医療の現状と魅力を繰り返し体験・実感させることをねらいとしたものです。
卒前医学教育のminimum requirement である医学教育モデル・コア・カリキュラムでは、地域医療教育の重要性が強調されています。私たちも今までに築いてきた地域医療教育の経験をもとに、さらなる教育効果の向上のために日々奮闘しています。